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【お知らせ】「ヘルパンギーナ」に関する注意喚起について

2023/06/29
ヘルパンギーナが富山県内で流行しています。

 富山県内の第25週(6月19日~6月25日)の定点医療機関あたりの患者報告数が6.86となり、「警報レベル」の開始基準値6.0を超えました。※ 小児科定点医療機関数:富山県29医療機関

 全国的にも、患者報告数が増加しており、富山県では、6月28日、ヘルパンギーナの感染予防のため注意喚起が発表されました。


ヘルパンギーナとは、

 ・ヘルパンギーナは、発熱と口腔粘膜にあらわれる水疱性の発しんを主症状としたウイルス性感染症感染症です。

 ・主に乳幼児を中心に流行し、夏季に流行する「夏かぜ」の代表的疾患です。
 
 ・ウイルスが含まれた人の咳やくしゃみを吸い込んだり、手についたウイルスが口に入ったりすることで感染します。

 ・2~4日の潜伏期の後、突然40度近くの高熱に続いて、口腔内に水疱ができ、のどの痛みやのどの奥に発赤がみられるようになります。

 ・また、症状が治まっても患者さんの便の中にはウイルスが2~4週間程度含まれますので、トイレ使用時等には注意が必要です。

 ・予防には、手洗い、咳エチケットが有効です。
 
 ・特別な治療法は無く、症状に応じた対症療法が中心となります。

 ・口の中に水疱ができ食事がとり難いため、柔らかく薄味の食事を工夫し、水分補給を心がけることが大切です。


資料
 富山県 「ヘルパンギーナに関する注意喚起について」R5.6.28 他
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